相続時の特別受益者をめぐる法律相談

家族・親族が亡くなった場合に起こりやすいのが、遺産相続をめぐるトラブルであり、正しい法律上の知識を得ることが、その解決への近道となります。



わが国の民法の規定では、亡くなった人との血縁関係の親疎などに応じて、財産を相続する権利のある法定相続人があらかじめ定められており、誰がどの程度の割合で遺産を取得するのかについても、法定相続分として決められています。



ところが、長男として家を建てるのに必要だからという理由で、特定の相続人が亡くなった人から生前に多額の財産の贈与を受けていた場合などは、こうした金額を差し引かなければ不公平な結果となってしまいます。



このように、遺産の前払いとも呼べるような財産を受けていた人のことを特別受益者と民法では規定しており、相続額を計算するにあたっては、相続開始時の財産の価格に贈与を受けた価格を足して、これに相続分を掛け算し、さらに贈与の価格を差し引くものとされています。



もし特別受益者がこうした規定を守らずに遺産を相続しようとした場合には、弁護士への法律相談などを通じて具体的な問題点を明らかにした上で、相手に主張するというのが得策です。



こうした弁護士への法律相談は、近くの弁護士事務所にあらかじめ予約をした上で、おおむね30分から1時間程度の面談によって行うのが一般的です。
法律相談の料金としては、だいたい5千円から1万円程度はかかることがありますが、例えば市役所などが行っている市民相談のようなものであれば、予約が立て込んでいる可能性はありますが、無料で応じてもらうこともできます。



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